先に結論
  1. アプリの役割を一文で決める
  2. 主役にするモチーフを1つ決める
  3. AIで候補画像を生成する
  4. 小さく表示して見分けやすさを確認する
  5. 採用候補をiOS・Android向けの資産へ整える

AI生成は3番までを速くする道具です。5番まで自動で完了するとは限りません。

1. 生成前に「何のアプリか」を一文にする

最初に決めたいのは装飾ではなく、アプリの役割です。「家計簿」「猫の健康記録」「ランニングの記録」のように、見た人が何を連想すべきかを一文にします。

機能を5つ並べるより、最も代表的な価値を1つ選ぶ方が、アイコンの中心モチーフを決めやすくなります。デザイン判断を詳しく整理したい場合は、アプリアイコンの作り方・デザインガイドを先に見ると進めやすくなります。

2. 主役のモチーフと雰囲気を決める

モチーフ

アプリを連想させる物や記号を1つ選びます。例:ノート、グラフ、足跡、カメラ、星など。

雰囲気

minimal、bold、soft、3Dなど、見た目の方向を一つ決めます。色も2〜3色程度から始めると整理しやすくなります。

生成AIへ自分で指示を書く場合は、アプリアイコン用プロンプトの書き方で、用途・モチーフ・構図・色・制約の分け方を確認できます。

3. AppIcon AIで候補を生成する

現在確認できているAppIcon AIの通常フローでは、アプリ名を入力し、必要に応じて説明・コンセプトを加え、スタイルを選んで生成します。

アプリ名を入力
必須入力として現在の画面・コードに存在します。
説明やコンセプトを追加
任意入力。用途、モチーフ、色、雰囲気などを短く伝えます。
スタイルを選ぶ
minimal、symbol、badge、3D系など複数のスタイル選択が現在実装されています。
生成して候補を確認
現在監査した通常生成コードでは1回につき1画像です。
現在の実装確認:通常生成は1画像/回です。App Storeの公開説明には「3 Unique Design Variations」という古い/不一致の表現が残っていますが、このガイドでは現行コードを基準にしています。

4. 生成画像は小さくして確認する

生成画像が大きな画面で綺麗でも、ホーム画面や検索結果で小さくなると細部が潰れることがあります。候補を選ぶときは、少なくとも次を確認します。

現在のApple HIGも、細かな視覚要素は小さいサイズで識別しにくくなるため、シンプルで認識しやすいコンセプトを推奨しています。

5. AppIcon AIで現在確認できる保存・解像度

現在コード上で確認できる範囲

  • 通常生成は1回につき1画像
  • 1K出力
  • Proでは2Kを選択できる現在実装
  • 生成画像の端末保存
  • 生成履歴
  • スタイル選択
  • 文字なし・枠なし等を促すprompt modifier

modifierはAIへの指示であり、画像処理として100%強制する機能とは説明していません。

6. 生成したら、次は「使う場所」に合わせて整える

ここが最も混同しやすいところです。AIで作った正方形画像は、デザイン候補や元画像として使えますが、現在の各プラットフォームはそれぞれ異なる資産構造を持っています。

用途現在の考え方次に読む
AppleiOS/iPadOS/macOSは現行HIGで1024×1024のレイアウト。Icon Composerではレイヤー構成も扱う。iOS・Icon Composer
Android launcherAdaptive Iconはforeground/background、必要に応じてmonochromeという複数レイヤー。Adaptive Icon
Google Play掲載ストア掲載用は512×512 PNGの別資産。Google Play仕様

AppIcon AIが現在自動化していない範囲

  • Icon Composer用のレイヤー書き出し
  • .appiconset / .xcassetsの自動パッケージ化
  • Android Adaptive Iconのforeground/background/monochrome資産出力
  • mipmap-*一式の出力
  • SVG/vector export
  • App Store Connect / Google Play Consoleへの直接提出
  • ストア審査通過や仕様適合の保証
デザイン候補を作る段階なら

上の制限を理解したうえで、まだ最終アートワークが決まっていない場合はAppIcon AIで候補生成を試せます。

App StoreでAppIcon AIを見る

迷ったら「生成」と「変換・実装」を分ける

まだデザインが決まっていないならAI生成から始めます。すでに完成したアートワークがあるなら、必要なのは新規生成ではなく、各プラットフォーム向けの変換・レイヤー化・実装かもしれません。判断に迷う場合は、アプリアイコン生成AIとサイズ変換ツールの違いで工程から切り分けられます。

よくある質問

AIで1024×1024画像を作ればiOSは完成ですか?

デザイン元としては使えますが、現在のAppleはIcon Composerによるレイヤー構成やXcodeのアセットカタログ経由の追加も案内しています。1枚生成しただけで全工程が完了したとは扱わない方が安全です。

AppIcon AIは一度に3案生成しますか?

現在監査したコードでは通常生成は1画像/回です。公開中のApp Store説明には不一致の古い表現が残っているため、本ガイドではコード側を基準にしています。

生成画像はそのままGoogle Playに使えますか?

Google Play掲載用には512×512、32-bit PNG、sRGB、最大1024KBなど現在の要件があります。生成画像が自動でそれらを満たすとは保証していません。